原因不明の腰痛

原因不明の腰痛を改善するには

投稿日:2018年10月23日 更新日:

日本には2800万人もの腰痛患者がいます(厚労省のデータより)。そのうち約85パーセントが「見えない腰痛」という原因が分からない腰痛に見舞われています。では、腰痛を改善する方法はあるのでしょうか。「座る際は背もたれに頼らない方がいい」とロンドンオリンピックの日本選手団所属医師を務めた経験もある某大学教授も述べていますが横浜市の腰痛専門整体あくわ整体院院長の私と全くの同意見です。

では、腰の痛みを改善する手段について詳しく紹介していきましょう。

普通に歩くだけで腰に負荷がかかる

もう何十年も腰痛が続いていて、様々な方法を試してみたけれどあまり改善せず、「腰痛がある生活が普通」という状態になってしまっている方は少なくないと思います。そもそも普通に歩くだけでも腰に負荷がかかります。人体は四足歩行に適した造りになっています。

毎日の生活自体が、腰にダメージを与える運動なのです。ですから、腰回りの筋肉が衰えていれば、負担に負けてしまって腰痛に襲われることになります。老化、遺伝、普段の姿勢、タバコ、メタボリックシンドローム、心理的因子など、色々な要因が組み合わさって腰痛に襲われることは確か。しかし、『腰がかかっているダメージに対して勝てるほど、強くない』のが根本的な原因であるということが、まず言えるのです。ですから、本当に腰痛を改善しようと思ったら、運動によって筋肉を鍛えたり、姿勢を正して腰へのダメージを減らしたりするしかないのです。

腰痛で悩んでいる人がまず知るべきなのは「そもそも、どういう流れで腰痛になるのか」という事です。それが分かるだけでも、腰痛のトラブルの5割くらいは消えるかもしれません。

腰痛にも主に二種類あります。一つは、骨の異常があってそれがレントゲンなどの写真診断で分かる『特異的腰痛』。もう一つは、写真診断でも痛みの理由が分からない『非特異的腰痛』です。前者は『見える腰痛』、後者は『見えない腰痛』と呼ぶべきでしょう。そして、腰痛を抱える人のうち85パーセントは『見えない腰痛』に見舞われているとされています。原因が分からないのですから、どれだけ長期的にケアを進めても大元から治すことができない可能性が高いです。それに、脳の働きによって腰痛の痛みは強くなるということが判明しています。具体的に言うと『なぜ痛いのかが分からない』ということ自体が精神的な苦痛になって、それが腰痛自体の痛みを酷くさせてしまうということ。しかし、痛みの理屈が把握できれば、自分自身で腰のコンディションを察知することが可能になりますし、ケア方法も見えてくるので、精神的な負担は減ります。それだけでも痛みは大幅に和らぎます

では「腰痛の仕組み」について詳しく紹介していきましょう。

その1:どういった流れで腰痛が起こるのか?

▼脳に「痛みの回路」が形成される

腰痛を発生させる要素は、主に2つしか存在しません。「脳」と「関節・骨」です。

骨に関しては先述の通り腰への負荷によって痛くなります。この痛みを「レベル1」だとしましょう。しかしこの際、心理的因子の影響で脳が痛みを大げさに捉えて、「レベル3~4」の痛みだと理解してしまう場合があるのです。

個々人で痛みの捉え方は異なります。『レベル1』の痛みをそのまま『レベル1』で捉える方もいれば『レベル5』と捉える方も存在します。脳の神経伝達物質の調和が取れていないと、痛みを大げさに捉えてしまいがち。『後ろ向きで不安感が強い方』にほど、この傾向が見られます」というのはもはや脳神経外科の医師たちでも常識になりつつあります

脳

さらに、痛みと脳の関係に精通した脳神経外科の医師達は以下のように述べています。

「腰痛などの疼痛に見舞われている方は、感情・創造力・思考などを支える前頭葉への血行が悪くなっているというデータが存在します。まだ明確になっていないことも多々ありますが、脳と腰痛に深い繋がりがある事は確かです。とにかく、腰痛が慢性化する前に早急にケアして痛みを解消させましょう、と脳神経外科医の立場から述べさせていただきます。痛みが慢性化してしまうと、『痛みの要因』自体が除去できても、『痛みの回路』が脳にしみついてしまって、ずっと痛みが消えなくなる可能性があるからです」

しかし、もう腰痛が慢性化しているという方は少なくないと思います。そういう場合でもネガティブにならず、ポジティブになれるように工夫すべきだと思います。

一例として、ペットを飼うようになったら腰痛が消えた、新たな趣味を増やしたら痛みが治ってきた、という例は数えきれないほど存在します。

「脳が痛みを大げさに捉える」ということも起こり得ますが、やはり「関節・骨」が痛みの元凶であることは確かです。具体的には「仙腸関節」「椎間関節」「椎間板」の3種。腰痛自体はこの3種の骨か、その周りの筋肉において発生します。ご自身の腰痛がこの3種の骨のどこからきているのか把握することが大事です。

ただし、仙腸関節である確率は1割前後です(比率としてはかなり女性に偏っています)。

ですから、基本的には椎間関節か椎間板であると考えておきましょう。

ご自身の腰痛の引き金はどこなのか

3種の骨の造りも含め、痛みの要因を突き止める手段を紹介していきます。

その2:腰痛の引き金を突き止める方法は?

▼自己診断可能! 椎間板の場合は前屈で痛む

「椎間板」は円盤状の軟骨であり、背中の骨同士の間に存在しています。椎間板には背中へのダメージを吸収する緩衝材のような働きが。しかし、椎間板に負荷が及んで神経と接触してしまうと痛みに見舞われます。これが「椎間板が発生源の腰痛」です。

この時点では『見えない腰痛』ですが、エスカレートすると『見える腰痛』に分類される『椎間板ヘルニア』に陥ってしまいます事があります。

左右24か所ずつの「椎間関節」は背中側にあり、背骨と背骨を接続する役目があります。「関節包」という膜に関節は覆われているのですが、その内部には神経が大量に存在しており、関節が傷んで神経に刺激が及ぶとたちまち痛みます。

縦長の関節である「仙腸関節」は、仙骨(背骨である腰椎の下部に存在します)と、腸骨(骨盤のうち、一番大きい骨です)を接続しています。以前は腰痛の引き金であるとは捉えられていなかったのですが、「注射でこの部分の炎症を和らげると腰痛も改善される場合がある」という事実から、腰痛の引き金になり得ると捉えられるようになりました。この仙腸関節に負担が及んで、関節をずらすような力が掛かると、実際にズレてしまって痛む恐れがあります。

では腰痛の引き金を判別しましょう。

まずは、自分で痛い場所を指さしてみてください。

ズボンのベルトと同じくらいの高さに仙腸関節は存在しており、背骨の真ん中から指2本分程度離れた左右にあります。やや盛り上がっているので分かりやすいはずです。そして、そこが痛むわけではない場合は、仙腸関節の腰痛ではまずありません。

続いて、前屈と後屈を行いましょう。椎間板と椎間関節の位置の関係上、前屈の場合は椎間板に、後屈の場合は椎間関節に圧力が加わります。

ですから、前屈で痛いなら椎間板が痛みの発生源であると考えられます。

そして、後屈で痛くて、さらに斜め後方左右に反らしてそれでも痛むようであれば、椎間関節が原因である場合が多いです。

その3:痛みを改善するには?

▼1カ月で痛みが90パーセント改善した

まず、下肢の痛みや腰痛のせいで日々の生活を送ることさえ難しいのであれば手術も視野に入れてください。

しかし、運動療法で治る腰痛が大半であり、それは「見える腰痛」も「見えない腰痛」も同様。ここからは、その具体的な方法をお伝えしていきます。

腰痛患者の大半は腰の筋肉の使い方が不適切と考えられます。

では、どこの筋肉を鍛えればいいのか。

それは「深層筋」です。背骨にダイレクトにくっつき、骨を支える役目がある筋肉です。

深層筋のうちでも、特に「多裂筋」と「腹横筋」を鍛えると腰痛が改善されやすいです。なぜなら、これらの筋肉には骨盤と腰椎を安定させる働きがあるからです。

▼背もたれに頼らないようにする

また、「姿勢」によっても腰への負荷は左右されます。

バランスボールに座りデスクワークをする著者

「基本の姿勢」では、背中が美しい曲線になって、腰椎を背中と腹部の両方から支えることができています。骨盤を背中側と腹部側にゆっくり動作させて、腰の違和感や痛みが一番小さい位置を見つけてみてください。それがあなたの「基本の姿勢」です。

四六時中その姿勢でいることは不可能です

しかし日々の生活の中で思い出したときにその姿勢を取るだけでも構いません。座り仕事でもイスの背もたれに頼らないようにするなど、『基本の姿勢』でいる時間を長くしていきましょう。

腰痛を治すには「自分の身体を自分で理解してコントロールする」ことが大事です。

腰痛が続きよくなる気配しないときは、我慢しないで大和市からもご利用される横浜の整体のあくわ整体院へご相談ください。

 

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