腰痛 質問

腰痛のいろは ―キホンのQ&A―

投稿日:2018年11月3日 更新日:

世の中には、非常に多くの方が「腰痛」にお悩みです。

「腰」はいわば、上半身と下半身をつなぐ役割を担う、とても重要な部位。そこが痛むだけでも、起き上がるもの億劫になり、気持ちが滅入ってしまうものですよね。

忙しい日々を過ごしていたり、動くこと自体がつらくなってしまったり……。さまざまなご事情で、整体院や病院に通えずにいる方も多いようです。

今もまさに、痛みを必死に我慢している方もいらっしゃるかもしれません。

当院での施術はもちろんですが、そんな皆様のために「腰痛」の基礎知識として、さまざまな疑問にお答えしておきたいと思います。

必要な知識が足りず、対処が適切にできないだけでも、体の痛みは悪化してしまうことがあります。よくある質問にお答えしながら、分かりやすく解説させていただきます。

ぜひ、お役立てください。

腰痛の「なぜ?」と「どうしたらいいの?」

目次

Q.腰の痛みに悩んでいます。原因は何なのでしょう?

A.「腰痛」と一言で言っても、その原因は多岐にわたります。

もしも腰の痛み以外に、足にもしびれや痛み、力が入らないなどの症状が出ている場合は、「背骨」の中の神経が圧迫されてしまっている可能性があります。

このような場合は特に、我慢して長い間放置してしまわないようにしましょう。この状態が続いてしまうと、神経がいたんでしまい、その後に治療をしても症状がなかなか改善しなくなってしまう可能性があるからです。

さらに、その「腰痛」は大きな病気から来ている「症状のひとつ」である場合もあります。どのような病やケガにも共通して言えることですが、早期に適切な対処を行うことが、更なる悪化を防ぐことにつながります。

「そのうち治るだろう」と、ついつい初期の段階で放置してしまうという方も少なくありませんが、できる限り早く専門家の判断を受けて、その「原因」をしっかり見極めることをおすすめいたします。

ストレス

ストレスからも腰痛になることも…

Q.腰に痛みがあるのに、病院で検査をしても「異常なし」と言われてしまうのですが……。

A.病院などで行う検査は、骨や神経の異常を見つけるためのものであることが多いです。そのような検査で「異常がない」のだとしたら、その原因は「関節の動き」や「筋肉の緊張」にあると考えられるでしょう。

このような場合は、検査機器や画像による判断だけでなく、当整体院やリハビリの先生に筋肉と関節の動きについて状態を確認してもらうのが良いでしょう。

特に痛みが長く続くような場合は、1箇所の病院で「異常がない」と言われても、別の方向から確認しておく方が安心です。

 

Q.急に腰が痛くなってしまったときは、どのように判断すればいいの?

A.もしも急に腰が痛くなったような場合は、その原因にもよりますが、まずは無理して動かずに安静を心がけることが第一です。

3日程度で痛みが解消されるようであれば、少なくともすぐに何とかしなくてはいけない! という状態ではないと思われます。

病院を受診するのは、ある程度痛みが落ち着いてからでも構わないでしょう。もし症状が激烈であったり、強い痺れや麻痺が出現した場合、また、日増しに痛みが強くなる場合などは、早めにご相談下しさい。

ぎっくり腰

Q.日によって、痛みの具合にムラがあるのはなぜ?

A.日によって腰の痛み具合にムラがあるという方は多いです。

たとえばヘルニアなどの原因となっている個所の状態が、日によって良くなったり悪くなったりしているということは考えづらいです。

ですから原因そのものではなく、自律神経や循環環境などといった「痛みをコントロールしている要素」のコンディションに変化があると捉える方が良いでしょう。

「悪化してしまった?」などと、日によって一喜一憂しすぎるよりも、あまり調子のよくない日にも「多少のムラはあるものだから」と、気に病みすぎずにいた方が心穏やかに過ごせます。

あまりにも気になる変化があった場合は、すぐにかかりつけの病院や整体院などに相談してくださいね。

 

Q.天気が悪い日は、特に腰痛が酷くなるのですが、なぜですか?

A.「雨の日は、体調が悪くなりやすい」という声は、よく聞くものです。

天候の変化で痛みが増したり、体調不良を感じたりするようなことの原因は「気圧・温度・湿度などの変化」にあります。これらは総じて「気象病」と呼ばれています。

気象の変化の影響で、自分の体内の環境や自律神経系にまで、混乱が生じてしまうことが原因だとされています。

これらの有効な対策は、十分な休養と栄養を摂ること。さらに、適度な運動や入浴などによって血行を良くし、体内のあらゆる循環を良い状態にしておくことです。暑さ寒さなどもできるだけ調整し、急激な温度の変化も、避けるべきですね。

台風腰痛

実際に横浜市の当整体院でも台風の時期は腰痛のお問い合わせが急増します。

 

Q.肥満の場合は、腰痛にもなりやすいのでしょうか?

A.一般的に考えた時に、体重が増えるほど、その分腰への負担も大きくなるであろうことは想像しやすいのではないでしょうか。

しかしそれに加えて、体重が増えることで体のバランスが崩れ「姿勢」が変化してしまうことも、腰痛の大きな原因となりやすいです。

お腹周りが出てくると、体の重心は自然と前の方に移ってきてしまいます。

そのバランスを取り戻すため、腰を反るようにして体を支えるようになることで、腰への負担が増えてしまうのです。

肥満の方は特に、日常の姿勢から十分注意しておきましょう。

 

Q.慢性的な痛みが続いているので、とにかく辛くて気持ちが落ち込んでしまいます。

A.痛みと精神的な落ち込みには深いかかわりがあると、最近の研究で判明しつつあります。腰の痛みにも、「心因性」である場合があるのです。

検査では異常が見つからない場合、痛みの理由が分からず、さらに不安になってしまう方もおられます。

痛みを感じる神経は、脳の中の感情や精神状態をつかさどる部分にもつながっています。そのため、痛みが長く続けば続くほど、精神的な問題も起こりやすくなるのです。

反対に、精神的な不安や過度な心配、暗い気分などが痛みを助長してしまうという負の連鎖も起こり得ます。痛みが長引くのはもちろん辛いことですが、あまりその「痛み」にばかり心を縛られないようにすることも大切です。

意識して自分がリラックスできる状態を生活に取り入れ、好きなことを楽しむ時間を作るなど、心のケアにもしっかりと目を向けてみましょう!

腰痛の時の「過ごし方の注意点は?」

Q.腰が痛い時は、お風呂に入った方が良いですか?

A.入浴で得られる最大の効果は、身体の緊張をほぐし、血行などの循環を改善してくれることです。筋肉の緊張の緩和など、体の面はもちろん、心をリラックスしてくれる効果もありますね。

そのため、お風呂にゆっくりと浸かって身体を温めることで、痛みの解消に効果を発揮することも多いです。

しかし、反対にお風呂が痛みを助長してしまうようなケースもあります。たとえば炎症が起来てしまっている場合や、自律神経系の方に異常があるような場合が、それにあたります。

もしもお風呂の後に、余計に痛みが増すようであれば、温めるのではなく適度に冷やしてあげることで、体が楽になるかもしれません。

 

Q.腰が痛い時も、体を動かすために体操などをした方が良いですか?

A.どのような痛みにも共通することですが、治療の上では「痛いことを避けるようにする」のが基本的な考えです。

痛みを我慢して、無理をするのはやめましょう。特に、鋭い痛みには注意が必要です。余計に痛みが、悪化してしまう可能性が高いです。例えば、ヘルニアや背骨などの骨折があるような場合、無理は禁物です。

ただし慢性的な重だるさを感じる場合などは、適度な体操が気持ちよさやリラックスに繋がることも。やさしめの体操などを行って、体を動かしてあげる方が、治りも早くなるかもしれません。

いずれにしても、間違った運動を行ったばかりに、さらに状況が悪くなってしまうことは避けたいところです。自己判断はなるべく避けて、専門家の指示を仰ぐことをおすすめいたします。

運動

Q.腰痛がありますが、冷やした方がいいのか温めた方がいいのか、どちらでしょうか。

A.慢性的な腰の痛みは、痛めた直後や、なんらかの形で腰を酷使してしまったような場合を除いては、ほとんどの場合温めてしまって問題ないと思います。

ただし、ごく稀に神経の異常などによって、温めるとかえってよろしくないこともあります。その判断は、お風呂に入って痛みが強くなるかどうか、丁寧に観察してみましょう。痛みが増す場合は、温めることをやめてください。

ちなみに冷湿布と温湿布というものがありますが、あれは痛めた部位を冷やしたり温めたりする効果はほとんどありません。貼って「心地良い方」を選んでいただければ大丈夫ですので、安心してくださいね。

 

Q.腰痛のタイミングで、マッサージをしても大丈夫?

A.そもそもマッサージが効果的なのは、筋肉が緊張している時や、血流などの循環障害、関節の動きの悪さが顕著な時です。

マッサージは確かに気持ちがいいものですが、神経や骨などに起因する痛みは、刺激を与えてしまうことで状態が悪化してしまうこともあります。

痛みがある時は安易にマッサージなどを受けてしまう前に、まずは病院でしっかりと診断を受けておきましょう。

痛みの理由が分かれば、効果的なアプローチも分かります。

腰痛の時の「楽な体の使い方を教えて!」

Q.腰痛で起き上がるのが辛いときは、どのようにするといいですか?

A.痛みがなければかんたんな寝起きの動作も、腰が痛いと途端に思うようにいかなくなってしまいますよね。

そんな時のために、起き上がり方のコツをお教えしておきましょう!

  1. 寝た状態のまま、どちらでも痛みのない方向に横向きになります。
  2. そこから下になった方の肘をついて、少しずつ上半身を起こしましょう。

これが、最も腰に負担がかからない方法です。

また、ベッドなどの場合は横向きになった際に、足の方を先にベッドから降ろしてしまっても良いでしょう。

避けた方が良いのは、仰向けの状態で起き上がる方法です。腰への負担が大きいですし、より筋力が必要な動作ですから、刺激で痛みが増してしまう可能性が高いです。

楽な起き上がり方

Q.腰痛の人にやさしい、ベッドと枕選びのポイントって何ですか?

A.腰痛に悩んでいる方にもそれぞれ、症状や体重・背骨の状態などに個人差があるため、一概に「絶対にこれがいい!」と言い切れないものです。

しかし、ベッド選びのちょっとしたポイントは、次のようなことがあるでしょう。

  • ベッドに仰向けで寝転がった時に、腰の下に手が入る隙間がない程度には体が沈んでいること。
  • 中でも、位置としてはお尻(骨盤)と背中の2箇所に、均等に圧がかかっているような感覚があること。

それにプラスして、枕の高さなどに気を配れば、自然と姿勢の状態が保てるようになります。

判断の感覚は、朝起きたタイミング。首が痛くなってしまっていたり、肩がこっていたりするようなら、枕が合っていないということも考えられます。

  • 頭を乗せた際に、首が反ったり丸まったりしない高さのもの。
  • 後頭部に感じる圧迫感が、少ない硬さのもの。

枕にも高さや硬さの他、今は素材なども大変豊富です。種類がありすぎて枕選びは意外と難しいものかもしれませんが、こだわってみると睡眠時の快適さを実感できるかもしれません。

腰痛にお悩みの方以外も、ぜひ検討してみてくださいね。

 

Q.腰に負担がかかって寝る時も痛いです。楽な寝方を教えてください!

A.寝ころんだ姿勢は、腰に体重の負担がかからないので楽だと思われるでしょうが、寝ている時にも腰が痛むと仰る方は多いです。

せっかく一番リラックスしたい時間なのに、これでは辛いですよね。

最も痛みやすい姿勢は、仰向けになって足を伸ばした状態です。この姿勢は、足を伸ばすことで骨盤が引っ張られてしまうので、腰にまでその力が伝わって、痛みを感じさせてしまうわけです。

対策としては、膝の下にクッションなどを入れて足を立ててしまうか、横向きになって少し丸くなるような格好で寝転がると、いくぶん楽に寝られるでしょう。

 

Q.仕事柄、長時間座っていなくてはいけません。腰に負担のない座り方を教えてください。

A.腰に痛みがある時、特に辛いのは座ったままでいることですよね。座っていてもなるべく腰にやさしい姿勢でいる方法をお伝えしておきます。

  1. 椅子の一番奥までお尻を入れ、深く座りましょう。
  2. そのまま真上に真っ直ぐ手を伸ばし、大きく伸びをしてください。
  3. その後ゆっくり手を降ろし、肩の力を抜いて、あごは少し引きます。

これで、背骨が正しい姿勢に調整され、腰の負担が少し減るはずです。

現代人は、パソコン作業やデスクワークをされる方が多いはずです。できるだけその姿勢を保ち続けられるように、パソコンの画面の位置や、机・椅子の高さなども、調整してみてくださいね。

辛い腰痛の「身近な対処法って?」

Q.腰痛にコルセットは効果的でしょうか?

A.コルセットの効果といえば、腰の保護や制動、保温などとさまざまです。

コルセットそのものの硬さや幅、巻く位置などによって、効果をコントロールすることも可能です。1つ持っておいて損はないでしょう。

選ぶとしたら、通気性がよくて金属などの入っていないものがおすすめです。特に、伸縮性があり、幅は15センチ前後のものを選ぶと、急性の痛みの応急処置から腰痛の予防にいたるまで、万能で使いやすいです。

日常から腰痛にお悩みの方には、強い味方であるコルセットですが、あくまでもその部位をサポートする役割のものです。

つけるだけで改善するとは言えませんので、保護や固定を目的として利用し、症状がつらくなったら適切な治療を受けて、上手に利用してくださいね。

Q.腰痛には腹筋をつけた方が良いと聞きました。どのようにすれば鍛えられますか?

A.体の軸となる背骨を支え、真っすぐに立たせるために重要な腹筋ですが、日常生活に困らない程度に腰を守るためのトレーニングなら、そこまでストイックに鍛えなくても大丈夫です。

あまりハード過ぎないレベルのものを、お教えいたしましょう。

  1. 仰向けに寝た状態で、膝を軽く立てて、深く息を吸いましょう。
  2. 緩やかにフーッと息を吐きながら、自分のおへそを覗き込むように頭を持ち上げていきます。
  3. 息をすべて吐ききったら、今度はゆっくりと元の姿勢に戻りましょう。

この一連の動作を、1日に大体10回程度行ってみるだけでも違います。地道にコツコツ積み重ねていけば、安心して腰を支えられる腹筋になっていきますよ。

無理なくチャレンジしてみてくださいね。

 

Q.腰痛に効く薬って何ですか?

A.腰の痛みを抑える薬としては、多くが湿布などの貼付剤、または痛み止めの内服薬などが処方されます。「消炎鎮痛剤」と呼ばれるものですね。

その他に、血管や神経の働きを良くするためのビタミン剤・筋弛緩剤などが用いられる場合もあります。

副作用をできる限り抑えたもの、従来の薬とはまた違うアプローチをして痛みを抑えるものなど、その種類はどんどん増えつつあります。

薬の選び方は、しっかり医師に希望や不安を伝えるなどして相談し、体調や薬の効き具合などを観察しながら、自分に一番合う薬を見つけられると良いでしょう

 

Q.うつ病の薬が腰痛にも効く、と聞いて驚いています。本当なのですか?

A.先ほどの質問でも、痛みと精神状態には密接な関わりがあるとお話しましたが、このご質問のお答えは、うつ病の原因のひとつとも言われている「セロトニン」や「ノルアドレナリン」などといった物質に関係しています。

特に腰痛に多い「慢性的な痛み」に対して、うつ病の薬は、それらの物質を正常に戻すことで痛みを抑制する効果があるのです。そのため、腰痛の症状が長く続いている方に対して、うつ病の方と同じ薬を処方する場合があるのです。

 

Q.長らく腰痛に悩んでいますが、友人から関節痛に効くサプリメントをおすすめされました。こういったサプリメントに効果はあるのですか?

A.関節痛の方のためのサプリメントは、最近さらに一般的になっているようで、あちこちで広告を見かけるようになりました。

そこでの体験談は、まるで魔法のような書き方をされていたりしますよね。

その効果については、現段階で「関節痛が治る」とはきっぱり言い切れませんが、まったく効果がないとも言い切れない、曖昧なものが多いように見受けられます。

今後、さらに効果について言及した研究論文も発表されるかもしれませんので、注目しておきましょう。

 

 

……いかがでしたでしょうか。

このように、腰痛の方が抱えるお悩みや疑問は、たくさんあるのです。

 

これらのお話を頭の片隅に入れておいていただき、ぜひ腰痛に関する正しい知識を持つ方が増えていっていただけるとうれしいです。

もちろん、当整体院にもお気軽にご相談にいらしてください!

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