寝たきり

ひざ痛と腰痛で寝たきりにならないためには

投稿日:2018年11月9日 更新日:

長期間にわたる膝痛・腰痛は、放置すると寝たきりにつながるきっかけとなることがあります。その原因でもある「変形性膝関節症」や「廃用症候群」について、横浜市にある腰痛専門整体あくわ整骨院が解説いたします。

【日本でのおける膝痛人口は1800万人、腰痛は2800万人も!!】

 

 日本人で膝痛の原因として多い「変形性膝関節症」は、約1800万人、腰痛の原因とされている「変形性腰椎症」は約2800万人もの人がかかっているとされています。(※2008年~12年、東大病院22世紀医療センター吉村典子氏ら調べ)。

初めに、寝たきり腰痛と関連する膝痛から順番に解説していきましょう。

膝痛に苦しむ方の多くの原因は

・年齢によって膝関節の軟骨が弱くなり摩耗すること

・膝関節を支える太ももなどの下半身の筋肉が弱ってくるため

この二つが挙げられます。

人間は二足歩行するので、膝関節の軟骨や靭帯などに全ての体重が乗り、どうしても大きな負荷がかかります。

だいたい50歳を過ぎたあたりから、鈍痛などの痛みが出てくる機会が増えてくると思いますが、膝の痛みは年齢によるものだけではなく、今までの使い方やクセ、日常生活の動作などによっても生じてきます。

他にも、膝関節の軟骨に負担がかかり、摩耗した時に生じた軟骨の削りカスが原因で、膝関節の中で炎症が起きることもあります。

炎症はもともと組織を修復するための反応ですが、削れた軟骨の部分を修復しようとして起きた炎症のせいで、関節周囲が腫れたり、痛んだりすることがあります。

関節は関節包に包まれた袋状になっています。この袋の中には常に数ccの関節液で満たされていて、軟骨に栄養や酸素を与えています。

しかし、関節包の中で炎症がおきると、関節液が打撲したところが腫れるのと同じ理屈で増えてしまいます。この増えてしまった関節液のことを「水」と呼んでいます。つまり「水」がたまったり、痛みがあるのは炎症の結果といえます。

軟骨や骨には神経が通ってないので、削れても痛みを感じることはありませんが、軟骨が削れたことををきっかけに炎症が起き、痛みが出てくるのです。

炎症が起きた状態のまま軟骨に負担をかけると、さらに軟骨が削れて、それがまた炎症の元になり、炎症を悪化させる悪循環に陥ります。

 

若い人の軟骨は白く光沢があり、弾力もあります。しかし加齢とともに、軟骨は黄色くなって、弾力もなくなってきます。弾力のない軟骨は摩耗しやすくなります。軟骨が摩耗し、炎症がずっと続くと、レントゲンでも分かるくらいに軟骨が減ってきます。また、骨にも影響が出て、骨が硬くなったり、余分な骨ができてきたり、骨そのものがすり減ってきたりします。それが、『変形性膝関節症』です。

膝の軟骨は、膝の内側の関節面の軟骨が減ってくる場合がほとんどです。

内側の軟骨が減ってくると、その分足が内側に傾いて、O脚になります。頭に描きながら見てください。O脚になると、さらに内側に体重がかかりやすくなりますから、ますます内側の軟骨に負担をかけて消耗させる悪循環を導いてしまいます。

O脚矯正

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では、なぜ内側から先に減るのでしょうか?

大腿骨のいちばん股関節に近い部分は、骨が内側に傾いており、筋肉が股関節を効率よく動かすための構造となっています。しかし、それだけだとO脚になってしまうため、膝の関節は、逆にわずかにX脚になってバランスをとっています。

しかし、太ももの筋肉が弱くなってきたり、大腿骨そのものが湾曲していたり、脛骨の関節面が内側に傾いていたりすると、バランスが崩れてO脚になり、その負荷から内側の軟骨が減り、さらにO脚が進むことになるのです。

1万2000人ほどを対象にした大規模な横断疫学調査の報告では、膝の痛みを感じている人は、男性は約28%であるのに対し、女性だと約35%とやや多くなっており、男女比では女性の方が少し多い結果となっています。また、人工関節手術をする人の内訳でも女性が8割を占めていますので、手術が必要なほど重症化しやすいのは女性だと言えるでしょう。

女性は膝をしっかり支える筋肉や骨が男性に比べると弱いことから、変形が進みやすくなっているせいではないかと考えられています。

変形性膝関節症の3大要因とは

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★筋力の低下は膝痛につながる

膝痛を放置すると、炎症が悪化し、軟骨や骨が徐々に傷んできます。さらにO脚が進行すると軟骨への負担が大きくなり、整体院でもなかなか元へ戻すことが難しくなってしまいますので、早いうちに治療を開始することがとても大切です。

また、肥満は膝への負担を増やすため、膝痛の重要な発症要因、進行要因となります。太り過ぎには十分注意をしましょう。

しかし筋肉を鍛えると、膝の痛みが緩和してきます。これは筋肉がしっかり支えることで、関節が安定した状態で動くことができるようになり、軟骨の摩耗を抑えられるからです。

大腿骨と脛骨は、4本の靱帯でつながっています。緑色で示した 大腿四頭筋が膝のお皿(骨膝蓋骨)につながり、そこから 膝蓋腱という筋で脛骨につながっています。大腿四頭筋が縮むと膝蓋骨が引きあがり、膝蓋腱をひっぱることで脛骨を引き上げ、膝を伸ばす働きになる訳です。反対(後ろ)側には膝を曲げるハムストリングという大きな筋肉があります。

これらの筋肉は、膝の曲げ伸ばし以外にも、しっかりと膝を支える役目があります。筋肉をうまく使って、膝関節を上手に曲げ伸ばしすることができれば、軟骨の摩耗が少なくなります。

筋肉が弱くなると、曲げ伸ばしが不安定になり、膝の動きがぐらつくため、軟骨の摩耗が増えてしまいます。女性や高齢者に膝痛が多いのは、筋力が弱いことが原因です。つまり筋肉を鍛えることによって、軟骨の摩耗が少なくなり、膝の痛みが減ります。

★痛い時は休むことも必要

膝痛になる要因として多いのは、普段から運動していない方が急に長く歩いたり、山登りに行ったり、走ったりするなど、日ごろ行わない急な負担を膝にかけた時がほとんどです。急激な負担によって膝の中で炎症が起き、痛み、腫れ、水がたまります。そうした場合、まず大切なことは「それ以上の負担をかけない」ことです。

普段から運動を続けている人は、痛みがあっても無理に運動を続けがちです。負担をかけたあとの痛みは、すぐに収まる程度であれば続けても構いませんが、翌日まで痛みが持ち越すようなときは、3日~1週間程度、その運動を中止し、生活の中でも必要最小限の動きを心がけ、膝や筋肉を休ませてください。数日後には、炎症が治まって痛みが徐々に引いてきます。打撲などで、しばらく安静にしておくと腫れが引いていくのと同じです。痛みが減ってきたら、痛む前の半分程度の運動から再開してみましょう。

大切なことなので繰り返しますが、運動を終えたらすぐ消えるような痛みなら気にしなくて構いませんが、翌日以降も痛みが続くようなら、思い切って休むとことを選択してみましょう。

1週間たってもはれや痛みが治まらない時は、やはり整形外科で治療を受けるべきでしょう。さきほど申し上げた炎症の悪循環に陥ってしまうと、3か月間も「水」がたまり続けることもあります。整形外科では注射や薬で炎症を抑えるなどの対処を、当院の整体では、こわばった筋肉をほぐすなどの処置をします。

多くの場合、膝の痛みは「筋肉を鍛える」「体重を落とす」「無理な負担を避ける」といった自分でできる予防・改善策を実行するか、整形外科などで薬や注射などの治療をうけるか、整体などで改善することがほとんどです。しかし、軟骨の摩耗や骨の変化が強い場合や、O脚が強い場合、膝がまっすぐ伸びない場合などは、強い症状が慢性化し、なかなか良くならないことも少なくありません。

そうなる前の予防として、まず体重の5%ぐらいを落としてみましょう。5%は体重×0.05で計算することができます。例えば50kgの方なら2.5kgとなりますから、決して無理な目標ではないと思います。

また、筋力をつけることもとても大切です。

あくわ整骨院がお勧めしているのはスクワットです。

やり方は、足幅を肩幅より広めにとって立った状態から、ゆっくりとしゃがんだり立ったりを繰り返します。

しゃがむ時には、腰を後ろに引いて、前傾姿勢になり、膝が前に出ないように気をつけましょう。その姿勢のままゆっくりと5秒くらいかけてしゃがみ、5秒かけてゆっくりと立つ。これを5~10回を1セットとして、1日2~3セット続けてみてください。

スクワット

当整体院で実際にひざ痛と腰痛でスクワットでリハビリをする70代女性

 

★骨粗しょう症による脊椎圧迫骨折の基礎と診断

基本的な脊椎圧迫骨折の知識

「脊椎圧迫骨折」とは、背骨(脊椎)が、押しつぶされるように変形してしまう骨折の一種です。 最近は骨粗しょう症性椎体骨折とも言われます。この主な原因は「骨粗しょう症」です。

脊椎圧迫骨折は、寝返りをうつ時や、起き上がる時、体を動かす時などに痛みが出ることが特徴です。安静にしていると痛みが少ないので、いままでは年齢を理由に諦められて、見過ごされていたこともある症状です。

背骨(脊椎)は、24個の小さな骨(椎体)で構成されており、体の重みをバランスよく支えています。

しかし、骨粗しょう症のせいで骨がもろくなって、体の重みを支えきれずに椎体がつぶれる(骨折する)ことがあります。

★脊椎圧迫骨折はどんな時に起こるのでしょうか?

骨粗しょう症になると、尻もちはもちろん、くしゃみをしたり、体をひねったり、重いものを持ち上げたりといった、日常的に行う些細な動作でも椎体がつぶれてしまい、気づかないうちに骨折していることもあります。

★脊椎圧迫骨折の症状とは

骨折した患者さんには、痛みを感じない方も多くいらっしゃいます。しかし、およそ3人に1人は、骨折時に背中や腰に激しい痛みを感じるといわれています。前述の通り、安静にしていると痛みが治まることもありますが、それは完治したわけではないので、つぶれた椎体は元の形には戻りません。

つぶれた椎体をそのままにしておくと、背骨全体のバランスが崩れ、無事な他の椎体にかかる負担が大きくなります。そのため、椎体がひとつつぶれてしまうと、1年以内に次の骨折が発生しやすくなるという研究結果も出ています。(Lindsay 2001JAMA)

★廃用性萎縮(はいようせいいしゅく)とは

骨折した箇所をギプスでしばらく固定しておくと、ギプスを外したときに思い通りに動かせなくて驚いたという経験のある人はいませんか?それが「廃用(はいよう)症候群」です。

ご高齢の方の場合、病気やケガで入院するなどで長期間寝たきり状態になると、廃用症候群を発症しやすくなります。

このようにして起こる、廃用症候群の原因や対処法、リハビリのポイントについてご紹介します。

  1. 「廃用症候群」って?
  2. 廃用症候群の原因は?
  3. 廃用症候群になったときはどうすればいいの?
  4. 廃用症候群のリハビリのポイントは?
  5. 身体が動くうちの筋力の維持・向上がポイント!
  6. 「廃用症候群」って?

「生活不活発病」と呼ばれることもある廃用症候群。この廃用症候群の特徴や症状はどんなものなのでしょうか?

「廃用症候群」とは

廃用症候群とは、長期間にわたって寝たきりなどの動きの少ない状態を続けたことによって、身体の動きの大幅な低下や精神状態に悪影響をもたらす症状のことをいいます。

廃用症候群の進行はとても速く、特にお年寄りの方は症状が出やすく、1週間寝たきりでいると、10~15%も筋力が低下することがあります。

さらに、気分も落ち込んできて、うつ状態になったり、何かをする意欲が失われたりする、精神的な機能低下も現れてきます。

CMなどでよく聞く「ロコモティブシンドローム」(運動器症候群、通称「ロコモ」)は体の動きを担う筋肉・骨・関節などの「運動器」に障害(怪我や病気)が起こり、立ったり歩いたりしづらくなった状態であり、廃用症候群とは意味合いが異なります。

  • 廃用症候群の症状は?

廃用症候群の発症は「運動器障害」「循環・呼吸器障害」「自律神経・精神障

害」を引き起こします。

「運動器障害」では、筋・関節系では「筋萎縮」「関節拘縮」「骨萎縮」を、循環・呼吸器系では「誤嚥(ごえん)性肺炎」「心機能低下」「血栓塞栓症」を、自律神経・精神系では「うつ状態」「せん妄」「見当識障害」などの症状が現れます。

  1. 廃用症候群の原因は?

廃用症候群を発症する原因には何があるのでしょうか?

  • 過度の安静状態は禁物!!

病気やケガをきっかけに、まだ歩く力があるのに車いすやおむつを使用するなど、寝たきりに近い状態や身体を動かさない状態が長く続くと、筋肉や関節だけでなく、臓器の運動能力も低下してしまい、廃用症候群を進行させます。

  • 関節の痛みや動きの鈍り

加齢によって、関節などに痛みが生じることが増えてくると、買い物や散歩などの日常生活でも動くことが億劫になってきてしまいます。

だからといってじっとしてばかりいると関節の動きが鈍くなり、さらに動くことを避けるようになり、そのことから身体能力の衰えが加速し、廃用症候群が進行します。

  1. 廃用症候群になったときはどうすればいいの?

身近な人が廃用症候群になったらどうすればいいのでしょうか?

  • 動く機会を作りましょう

最も大切なのは、動くということです。

動かないことで症状が悪化するので、着替えやトイレ、部屋の移動などの日常動作はできる限り自力でするようサポートしていきましょう。簡単な家事などを手伝ってもらうことは、気力の回復にもつながり、とても効果的です。

また、趣味のサークル活動などの参加を促すことも、自分の意思で積極的に動く機会を増やす効果があり、気持ちも前向きになります。

歩く

  • リハビリを行いましょう

リハビリテーションをご自宅で無理に行うのは危険を伴うので、医療機関や整体院などと相談しながら行いましょう。施設によっては、廃用症候群向けのリハビリテーションを行っているところがありまので、上手に利用して、専門家のサポートを受けながら実施してみましょう。

運動
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  1. 廃用症候群のリハビリをするときに注意すべき3つのポイント

廃用症候群のリハビリをするときには注意が必要です!!

  • 本人の気持ちを前向きにしましょう!

患者様ご本人が、前向きな気持ちでリハビリに取り組んでもらうことが大切です。

「なぜリハビリをするのか?」

「リハビリをすることで、身体や心がどのようになっていく効果があるのか」

といったリハビリのゴール(効果)をしっかりと伝え、本人からやる気を引き出すことがポイントです。

無理にさせようとすると、リハビリを拒否してしまうこともあります。本人が気乗りしないときは、無理強いするのではなく、医療機関や整体院などで医師や看護師、理学療法士、作業療法士などの専門家に相談し、家族以外からの働きかけをしてもらうなど、本人の気持ちにも十分注意を払いましょう。

  • リハビリしやすい環境を整えましょう

体調が優れない状態でのリハビリは、患者様本人にとってかなりの苦痛を伴います。「きちんと眠れているか?」「食事はできているか?」など、リハビリができる体調であるかどうか、事前に確認しましょう。

就寝時の布団やのマットレスの硬さもチェックポイントとなります。

床ずれや褥瘡(じょくそう)予防として、柔らかいエアマットなどを使っている方もいらっしゃいますが、実は、マットレスが柔らかすぎると、身体を動かしにくくしてしまうおそれがあります。

それぞれの身体の状態に合わせてマットレスの硬さの見直してみましょう。ベッドのリクライニング機能を活用して座位姿勢を取らせるなど、ちょっとしたことでも身体を動かすようサポートすることが大切です。

注意深く患者様の状態を観察して、杖や歩行器などの器具を使い、車椅子の使用を減らしていくように促すことも、リハビリの一環としてとても重要です。

  • 栄養状態に配慮しましょう

栄養管理もとても大切です。一日に必要な摂取カロリーに加えて、リハビリの運動量に応じたカロリーを摂取する必要があるため、医師のアドバイスを聞きながら行ってください。

  1. 身体が動くうちの筋力の維持・向上がポイント!

廃用症候群の予防には、とにかく寝たきりにならないことが大切です。そのためには、病気やケガに気をつけるとともに、怪我や入院などで一時的に強制的な安静状態になっても、あきらめたり、ラクをさせたりしないで、できる限り身体を動かすように促していきましょう。

高齢者の中には、動けない状態が続くと、それが習慣になり、身体を動かすこと自体を嫌がる人もいます。健康状態や周囲に配慮しながら、車いすなどを使用する機会をできるだけ減らし、自分で身体を動かしていくように導くことが廃用症候群の発症を防ぐ一番の方法です。

 

健康なうちに予防していくことももちろん大切です。身体が動くうちに筋力を維持・向上させることで、廃用症候群の予防となり、万一起こってしまったとしても回復を早めることができます。

もし廃用症候群になってしまった場合は、家族や介護スタッフ、整体院や医療関係者と協力してリハビリに努めましょう。高齢者の場合、回復には時間がかかるかもしれませんが、途中でやめることは寝たきりにつながってしまいます。少しずつでもゴールを設定し、焦らずコツコツ行うことが重要です。

私の横浜市の整体院でも施術でサポートをさせていただいていますので、気になる方はぜひご相談ください。大和市からも来院されています。

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